自分史(4)

「Yも4才になり、農繁期保育所が校舎の一部にでき、ホッとした。けれど、耳を病む時が始まり、小学校4年の秋10月27日、高田中央病院にて手術することになる。
この年、昭和45年1月29日、義父悪性の風邪で10日間の看病の甲斐もなく、88才で亡くなる。
主人は出稼ぎ、高校の息子、小学6年の娘、実家の母より来てもらい、留守を頼み、50日間付き添いをして帰りにはすでに根雪となる。12月中旬、やっと家に帰って来た。

二人の子供はすでに自分の事は自分でできるように躾け、娘はもう米をとぐ事も出来るようにしていた。
娘は、小さい時から弟思いの気の付く可愛いらしい子に育ち、近くの小さい子供たちとも仲良く遊び、本当に手のかからない子だった。」

つづく。
by yuji_aizawa | 2008-02-14 22:59 | 番外編