「自分史(2)」

「昭和29年1月13日長男生まれる。丁度小正月のお餅をつく日だった。Hと名付け実家の両親、主人とても喜んでもらい、3日も病んだ甲斐があった。
40日迷惑をかけて、家に戻る。昔の事とて、寒い冬、おむつ洗いが大変。幸いHは親の苦労を知っているかのごとく、とても良い子だった。こうりの中に入れてもらい、すくすく育ったが、男の子特有のため、大変苦労する。
義父は子守りより仕事が好きで、ほとんどおんぶはしてくれなかった(H、子守りに来てくれた)。

ある日、雨の中一人で田んぼに出て、崖から逆さまに落ちて、あわや命拾いの時もあった。

昭和33年12月25日娘誕生。Kと名付ける。二人の子持ちとなる。
主人は屋根職人、当時は木庭(こば)職をしていたし、子育ての私は田んぼにも長くいられず、ひえだらけの田んぼだった。
昭和36年3月5日次男Y生まれる。」

つづく。
by yuji_aizawa | 2008-02-12 23:21 | 番外編